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ごめんね。彼があなたには触らせるなって… ~それからの夫婦生活

性生活は倒錯の度合いを強めていったが、日常生活はそれまでと変わらなかった。前にも述べたように、久美の淑女の面は何ら変化しなかった。人前では決してベタベタせず、かといって素っ気なくもない。ごく自然な態度で接してくれる。人から見れば私達は、世間のどこにでもいる、普通に仲の良い夫婦にしか見えないだろう。特殊な性癖に囚われ、異常なプレイに嵌まっている夫婦だとは、夢想だにしていない筈だ。そのギャップを夫婦して楽しんでいる。久美は特にそう。娼婦の顔がどんどん淫乱になり、私へのいたぶり方が堂に入ってくる一方で、淑女の顔はますます清楚に、良妻の雰囲気をより漂わせるようになっていった。
二人っきりで過ごす時は、両方の面が絶妙にブレンドされる。セクシーさを強調しつつ装いは決して崩さない。パンチラなどは滅多に拝めない。赤の他人に対する時と同じように、スカートの裾さばきには常に気を配っている。いい意味での他人行儀さに私は悩殺される。久美を痴漢のような目で舐め回すし、パンチラを覗こうともする。自分の女房を視姦したり、必死にパンチラを見ようとする亭主など居ようか? 冷静に考えれば馬鹿馬鹿しい限りだが、久美の手練手管に翻弄されている私に、理性など働きようもない。

ある日、昼間からパンチラ・オナニーをねだった。当然、久美は嫌がった。懇願の末、ただ立っている姿を下から見上げるだけという条件でOKしてくれた。急いで足下へ潜り込むと、スカートの奥には、乱れても汚れてもいない清潔なショーツ。これもまたいい。みっともないのを承知の上でオナニーを始めた。

久美は約束通りただ立ったままで、言葉責めももちろんなかった。興奮を高める材料は、目の前の普通のパンチラと、私自身の妄想だけだった。
ひっそりと久美の股間を覆っている白いショーツ。この奥にある秘裂も、興奮時とは対照的な姿でぴったりと閉じ合わさっているに違いない。
静と動、秘肉が見せる二面性と、久美自身の二面性が、妄想の中で重なり合った。清楚でおとなしい久美が別人のように淫乱になり、積極的に快楽を貪り喘ぐ。秘肉も別物のようにぱっくりと開ききり、次から次へと淫液を吐き出しながら、剛直した肉棒を根本まで呑み込む。
貪欲な性的好奇心を秘めながら、素知らぬ顔で佇んでいる今の久美。果てしない淫乱さを持ちながら、静かにショーツの奥に収まっている今の秘肉。両方の姿を知ってるだけに、より興奮は高まる。
股布には割れ目に沿った形で縦筋が寄り、前の方には陰毛の翳が微かに浮かんでいる。普段着のショーツなのでスケスケではないが、その普通さが却って堪らない。ショーツの膨らみや皺、縫い目や縁の飾り、そんな何でもないもの全てが興奮材料になる。私は、久美の乱れる姿や、濡れそぼって変色したショーツを思い浮かべながら、ただただパンチラを凝視し、肉棒をしごいた。しごきながら情けない声で喘いだ。パンチラ・オナニーに耽っている惨めな姿を、冷静な心理状態の久美に見てもらいたかった。

久美の秘部を触ることも挿れることも、見ることさえ禁じられている惨めさまでもが、興奮材料になって襲い掛かってきた。久美のアソコに挿れたい、徹底的に拒否されたい、両方の意識が急速に高まり、激しく葛藤した。惨めな姿を晒すだけでは飽き足らず、情けない願望も聞いてほしくなった。平常心の久美がどう受け取るか、冷静に考える余裕もなく、気が付けば情けない言葉が口をついて出ていた。

「久美のアソコに挿れたい! ショーツの奥のアソコに挿れたくて堪らないよぉ! せめて直接見せてくれっ、久美!」
言いながら自分の言葉で興奮した。平静な久美と、快感に悶える自分とのギャップにも酔った。いつものように、あっという間に射精感に襲われた。喉の奥から呻き声をあげ、大量の白濁液を自分の腹の上にぶちまけた。

手渡してくれたティッシュで拭き取りながら、スカートの下から顔を出し、久美と顔を合わせた。侮蔑の色は浮かんでなかった。ホッとした私は、またこういう形でオナニーしてもいいかと尋ねた。
「うん、たまにはね…」

苦笑を含んだ表情で承諾してくれた。やや呆れ顔ではあったが、夫が自分のパンチラでオナニーするというシチュエーションは満更でもないようだ。
不倫直後の汚れた下着を晒すわけではなく、股間を夫の顔に擦り付けてあられもない姿を晒すわけでもない。ただ立っているだけで、しかも普段の清潔な下着を見せるだけだ。恥ずかしいとはいえ、いたたまれないというほどではなかろう。それで自身の魅力が再確認できるならお安い御用ということのようだ。

女性が自身の魅力をはっきり確認できる、このことは非常に重要だと思う。自分の魅力を充分に認識できてこそ、女性は自信を持て、より魅力的に輝ける。
その点に関して、私の周囲には反面教師としか言い様がない例が溢れている。例えば、酒席などでくだけた雰囲気になり、夫婦の話題になった時に決まって出てくるのが「倦怠期」だとか「あっちの方はご無沙汰」という類のフレーズ。照れ隠しもあろうし鵜呑みには出来ないが、話半分にしてもそういう状況はマズイ。自分の妻を女として見ていない証だからだ。夫から女として見られなくなれば精神的な張り合いがなくなるし、セックスレスだと性ホルモンが不活性化して色気や若さが失われてしまう。奥さんが身心ともに老け込む要因になりかねない。

その点、久美は正反対だ。不倫相手から身心ともにたっぷり愛されてる上、変則的な夫婦生活を通して、夫からの精神的な愛情も充分に確認できる。この上なく充実したセックスライフを送っている。色っぽい、若々しいという私の印象も、あながち身贔屓ではないと思う。
もっとも、私達のように異常な夫婦関係はとても推奨できるものではないし、単なる不倫であっても重大なトラブルの素だから避けた方が無難だろう。安定した関係とめくるめく官能は相反する、両立しにくいものだとつくづく痛感させられる。

話が逸れたが、この日以後、久美はパンチラ・オナニーに進んで応じてくれるようになった。いつでもパンチラが見られるようになったという意味ではない。いつでも見せたら値打ちがなくなると考えているのか、日常生活の中では変わらずしっかりガードしている。私がオナニーしたいと懇願した時のみ見せてくれる。久美のパンチラを見る時は必ず、オナニーして射精することを義務付けられたのだ。
私の射精回数が増えれば、それだけ久美に手を出す可能性は減る。不倫相手の意向が少なからず働いてるな、と直感した。

射精回数の増加は久美にとってもメリットがある。浮気の防止だ。
私は久美から「浮気は絶対にしてほくしくない」と告げられている。自分が浮気し放題なのに何を勝手な、との思いは確かにあるが、女性との性的接触は一生放棄すると約束した以上致し方ない。久美は不倫に溺れ、自分はオナニーだけで性欲処理するという関係を望んでいたのだから当然の要望であり、そう言われることが歓びですらある。
精液が溜まったとて、私が浮気に走ったりしないことは、久美自身が一番よく分かっている。それでも射精に拘ったのは、私を物理的に性交不能の状態にしておきたいとの思いが強かったから。寝室に内鍵を付けたのと同じ理由だ。

パンチラ・オナニーは計3パターンになった。不倫後の汚れた下着を離れた距離から覗き見る形と、通常の帰宅後、久美の分泌液が染み付いた下着を顔に擦り付けられるハードな形、それと普段の何でもないパンチラを覗く形だ。
どのパターンを選ぶか、選択権は私に与えてくれた。朝方、出勤着に着替えた久美に欲情し、パンチラ・オナニーを望んだ時などは「帰ってからの方がご馳走よ。それまで待ちきれない?」と、帰宅後のハードなパンチラ・プレイを暗に匂わせたりする。そんな時は欲情を敢えて抑え、夜中まで待ってからオナニーに耽る。
休日、普段着の久美に性欲を催し、どうしても我慢できない時は、昼間からパンチラ・オナニーをねだることも度々あった。その場合、久美はもちろん無反応なのだが、覗き方のパターンは色々だ。最初と同じ下から見上げる形だけでなく、ソファーに座って片膝を立ててくれたりもする。

久美は裾を抑え気味にして、文字通りのチラリズムを披露しながら、オナニーに耽る私の姿をじっと見つめる。冷静な久美と視線を絡ませながらのオナニーは格別だ。私はやや大袈裟に悶え、喘ぎ、射精する。冷静な心理で欲情した人間を眺めれば、さぞ愚かしく見えることだろう。その冷ややかさが堪らない。意外や意外、この形でのパンチラ・オナニーが私の一番のお気に入りになった。

ハードなセックスを堪能している人からみれば、こんなソフトなフェチプレイの何が楽しいのか?と、いぶかしく思うことだろう。が、性行為による興奮の度合いは、必ずしもプレイのハードさに比例しない。妄想の仕方によっては、ソフトなプレイでも気持ちは昂る。元々パンチラフェチの嗜好が強かったのに加え、理不尽な制約を課せられたことで、興奮は高まる一方だった。

どれほど魅力溢れた女性が相手でも、何の制約もなしに性行為を重ねてゆけば、いずれは飽きる。たとえハードなプレイであっても同じだろう。
私は慢性的な性的飢餓状態に置かれてるがゆえ、倦怠という言葉とは無縁だった。久美との行為の素晴らしさを知ってるがゆえ、それを味わっている不倫相手の快感も容易に想像できる。強烈な嫉妬と羨望が、更なる快感へと昇華し、飽くことを知らない。

久美の態度は、もはや単なる演技の域を超えていた。他人の女になりきっていた。不倫相手がそう洗脳したのだろうし、そう洗脳されることが、久美の望みでもあったようだ。
もし私が久美と関係を持とうとするなら、レイプという強硬手段を用いる意外にないのではないか、そう思わせるくらい、私との性行為は言葉でも態度でもはっきりと拒絶する。それでいながら性的挑発には熱心だし、精神的な愛情が薄れたようにも見えない。何とも不可思議な夫婦関係ではある。
ともかく、私が望んだ形には違いない。不思議に思いつつも、久美の真意を問いただしたりはせず、ただただ寝取られマゾの道を邁進した。

パンチラ・オナニーや視姦と共に、久美への痴漢行為も楽しみの一つになった。久美がリビングのソファーでうたた寝した時などがチャンスだ。寝息を確認し、眠りが深くなったと判断するや、私は久美の身体へ指を這わす。
ターゲットはもちろんバストと股間。刺激を加えると目を覚ましてしまうので、擦ったりは出来ない。ブラジャーの上からバストを掌で覆ったり、スカートの上から股間のカーブに沿って指先をそっと潜らせるだけだ。ただそれだけの行為で私は激しく勃起してしまう。まるで、見知らぬ他人を痴漢してるような、異様な興奮に囚われる。そのままオナニーしたくなるが、気付かれてしまうのでやはり出来ない。楽しみは後で…と愚息を懸命になだめることが常だった。

表面上は平穏であっても、内心では激しい嫉妬が荒れ狂う日々。その心情を反映するように、ソフトではあっても官能に満ちたフェチプレイに浸り続けること数ヵ月。久美がとんでもないことを言い出した。





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